樑心居酒屋
LIANG-SHIN IZAKAYA
樑心 居酒屋 台中市
今回のプロジェクトは、日式居酒屋のレストランデザインです。オーナーは、素朴で控えめ、シンプルな特徴を持ちながらも神秘的で高品質な雰囲気を演出することを期待しています。
店舗の外観は、石塗料を使用して大面積に塗装されており、石塗料独特の粒感が照明に照らされると一層輝き、シンプルながらも高雅な雰囲気を醸し出しています。木製の格子扉が暖かさを感じさせ、微妙に後退した丸みを帯びた形状が周囲の店舗と差別化され、独特の店舗イメージを作り出しています。2つの黄色い照明が格子扉とロゴに巧みに照射され、魅力的な光と影の効果を生み出します。
インテリアデザインでは、木材と金属の要素を巧みに融合させています。錆鉄風の壁紙と木目調のキャビネットが相まって、温かみのある雰囲気を作り出しています。オープンバーの後ろの壁面には、微細な光沢を持つ磁器タイルを貼り、全体のスタイルがより高貴でエレガントに仕上がっています。黄色い間接照明が暗く控えめな雰囲気を作り出し、オーナーが望む神秘的なスタイルを完璧に表現しています。
バー天井のデザインはさらに工夫を凝らしており、角に月光のような丸い球体が埋め込まれており、周囲の埋め込み式照明と呼応して、まるで夜空を仰ぎ見るようなロマンチックなシーンを演出しています。仕切りの半壁には金属素材と木材が組み合わせられ、さらに枯れ木の枝が埋め込まれており、室内の禅的な静けさを感じさせる空間を作り出しています。一般的な絵画装飾ではなく、壁面に金属製のメラミン板を埋め込み、角には枯れ枝を配し、細かなディテールが前後で呼応し、全体的なスタイルに奥行きを与えています。
今回の日式居酒屋デザインは、外観から内部の細部に至るまで、オーナーの品位と質感へのこだわりを十分に表現しており、顧客に視覚と感覚の極上の楽しみを提供することを目指しています。
舞夏設計
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